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イベント紹介|原料原産地表示改善とゲノム編集表示を求める市民集会

3月5日、大分大学経済学部准教授小山敬晴さんを招き、衆議院第1議員会館大会議室にて行われました。

集会の中で日本消費者連盟の原英二氏は、消費者庁および消費者委員会に対し、消費者の誤解を招くとして、不明確になっている食品表示の問題を問いかけました。その回答によると、現行の食品表示法はメーカー側が実行できないという理由で消費者保護の観点で改善に積極的に取り組んでいないことが明るみになりました。

以下引用

「(国内製造)」って「国産原料」なの?

食品表示は消費者が食品を選ぶ大切な情報です。しかし、その表示が真実を伝えていないとしたらどうでしょうか?パンや麺類などの原料小麦粉は原料原産地表示に「小麦粉(国内製造)」と表示されています。私たちの調査では、消費者の1/3がこの表示を国産小麦と誤解していました。
遺伝子組み換えに替わる新しい遺伝子操作技術のゲノム編集で作られたトマトや魚は、すでに国内で生産されて流通していますが、ゲノム編集の表示は義務付けられていません。
改めて消費者の権利としての表示について専門家のお話をうかがい、消費者庁や消費者委員会との意見交換を行ないます。消費者、生産者、事業者の声を集めて、食品表示の改善を図りましょう。

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https://hyojinet.org/