- イベント紹介|原料原産地表示改善とゲノム編集表示を求める市民集会
- 3月5日、大分大学経済学部准教授小山敬晴さんを招き、衆議院第1議員会館大会議室にて行われました。 集会の中で日本消費者連盟の原英二氏は、消費者庁および消費者委員会に対し、消費者の誤解を招くとして、不明確になっている食品表示の問題を問...
- 国内イベント
イベント紹介|第27回大豆畑トラスト運動全国交流会

2025年の交流会では、遺伝子組み換え食品問題に取り組んで30年の天笠啓祐氏と日本ホールフード協会理事で料理研究家のタカコナ力ムラさんが招かれ、ゲノム編集が進む日本の今、大豆肉の話題に触れて生産者たちと交流を深めました。
天笠氏はゲノム編集食品は米国では撤退が相次ぎ、日本だけで流通している点、また機能性表示食品とし堂々販売されている点に触れ、環境影響評価も食の安全審査もなく、種苗表示も食品表示もない点を問題視しました。
タカコナ力ムラさんは訪問したNaturalProductsEXPOに触れて、アメリカでは日本の麹の人気が急上昇している点、発酵食文化が独自発展していることを語りました。また、日本は若い世代が欧米食に傾き、米や大豆離れが起きていること、それに伴って味噌や醤油の消費が年々減っているとし、多くの国産大豆が消費される日本伝統の発酵食文化を見直すことを提唱しました。

<以下引用>
〈第27回大豆畑トラスト運動全国交流会〉国産大豆を作り、食べよう ~ホールフードのすすめ~
遺伝子組み換え大豆を食べないために国産の安全な大豆を作り・食べようと、大豆畑トラスト運動が始まってすでに27年になります。今、農業は、恒常的になってきた異常気象に翻弄され、昨年の大豆栽培でも猛暑と記録的な降雨の影響を受けた地域ちありました。その中でも生産者の努力と工夫でかけがえのない大豆が消費者のもとに届けられています。
その大豆をしっかり食べるために、今回は日本ホールフード協会理事で、料理研究家のタカコナ力ムラさんをお招きし、日本の食文化を豊かにする大豆の食べ方について、ホールフードの視点、からお話しいただきます。また、トラスト大豆生産地のみなさんからは、昨年の大豆生産の状況や地域の農業の実態を、トラスト消費者会員からは昧噌づくりや豆乳やおからサラダなど大豆をまるごと食べる工夫を報告してもらいます。オンライン参加もできますが、ぜひ会場にお越しください。
関連情報
