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WCHジャパンの契約解除と新たに日本WCHを設立することに至った経緯について

「WCHジャパンの契約解除と新たに日本WCHを設立することに至った経緯」について説明いたします。
この度は、日本WCH事務局長であり一般社団法人Japan WCH Coalition代表である私、上條泉に対して、旧ワールドカウンシルフォーヘルスジャパンの柳澤厚生氏、佐々木みのり氏が2025年2月14日に及川幸久氏のYouTubeおよびニコ生の番組内で、WCH本部より契約解除に至った経緯について虚偽の情報を流し、私に背任行為があったと誹謗中傷したことに厳重に抗議をするとともに、発言の訂正および謝罪を求めます。
これらの発言については、私が分断工作員であったかのような大きな誤解を招きましたが、事実無根です。このように著しく私個人の信用を貶めるのは許されることではなく、名誉棄損罪および業務妨害罪に該当するものであり、法的措置を執ることを真剣に検討しています。
私は、医療の自由と健康を守るという共通の目的を共有した同志であった柳澤氏の評判を落とすようなことになりかねない事案であった為に、彼らが本部から解約された理由や新たに日本WCHが発足した経緯について、あえて詳細の説明をすることは控えてきました。しかしながら、私たちの新体制の創設記念イベントの直前に合わせたタイミングで、このような誹謗中傷を受けたことに対して、関係者各位よりWCHへの信頼をおとすことになるという懸念の声が高まりました故、事実をご説明することに致し方ないと判断しました。そして改めて、旧WCHジャパンを支援してくださった皆々様へ、この度の混乱について大変なご迷惑をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。
まず、佐々木みのり氏が動画内で発言されているように、WCH代表であるテス・ローリー博士が来日された際の渡航費について、自腹で支払うべきでWCHジャパンが負担したことが納得いかないと憤っていたことでも明白なように、運営資金の用途について一般常識とは大きなズレがあり、柳澤氏についても基本認識の違いがあります。WCHの基本姿勢は、献身的リーダーシップであり、人々のために自分の利害とは関係なく率先して行動することです。
結果として、WCH本部で掲げている理念および憲章を遵守することが出来ずに度重なる違反があり、改善されることが無かった故にWCH本部からの契約解除となりました。
ご理解いただきたいのは、WCHとはWorld Council for Healthすなわち世界保健評議会です。世界中の人々の健康と医療の選択そして人権を守るために国際的な評議会の場や最新医療情報を提供することを活動の主旨とする組織であり、その日本支部として設立を認可されたのがWCHジャパンです。そして日本の皆様方より1,000万円以上の寄附金を集めていたのにも関わらず、その理事会が国際的な活動の重要性が理解できておらず、来日予定者が費用面で削減されたりしていたことは、私としては大変遺憾でした。
そもそも、寄付金は寄付した方々の思いが込められたお金であり、営利団体のように団体=理事のものではありません。団体は支持者の思いを反映するもので、国際組織の代表であるテス・ローリー博士たちの訪日団の費用を「持っていかれた」という表現そのものが、寄付金を私有物化している意識の表れと言えるでしょう。
柳澤氏が番組内で私に対して数々の事実無根の誹謗中傷を行い、あたかもお金を取ったかあのような表現をしたり、職務怠慢であったから理事会より退任させたと発言していましたが、私は莫大な時間をWCHの運営に費やしていたにもかかわらず、経費以外の一切のお金を受け取ってはいません。ましてや、一方的に私に職務が偏って集中しており、そのことを何度も一理事として理事会に訴えていました。
内容的には、WHOの問題点を指摘し、既に2022年にはIHRの改訂とパンデミック条約について日本で初めて警笛を鳴らし、日本の皆さんに世界情勢の危険な流れについて理解してもらうための活動をしてきました。例えば、WHOや国連の全体主義的な動きと大平三原則、およびパンデミック条約やIHRに対する潜在的にストッパーとして機能しうるシラキューズ協定などの国際人権法についてウェビナーや勉強会で紹介してきたのは、理事の中で唯一私だけでした。
五月の日比谷公園デモ集会では、国際的にもワクチン中止運動の先駆者であるライアン・コール博士を筆頭にジュネーブに集まった数多くの科学者と人権弁護士に国際生中継の出演交渉をするなど、日本との架け橋を担っていました。そして、この時にR.F.ケネディJr保健福祉長官のMAHAチームに関わりのあるロバート・マーロン博士などが、saRNA(レプリコン)ワクチン接種が開始する前の9月に日本で、国際危機サミット(ICS)をWCHジャパンとともに共催しようと有難いご提言をいただいたので、WCHジャパンの理事会に企画を上げました。
国際危機サミット(ICS6Tokyo)については、WCHジャパンに潤沢な運営資金が集まっており、多くの会員の方々の支えがあったことが要因の一つとして、日本での開催が提案されたのですが、それを却下し、その後私に難癖つけて理事会より追放したことには大変驚きました。
そもそも、6月の時点で2週間の海外出張に行くことは事前に理事会で報告しており、時差の関係から定例の理事会には出席不可であることを理事たちは知っていました。今までも何度も海外出張はあったので、何も珍しい事ではなかったのです。その上に、時間帯の合う週末と欧州の時間では早朝に2度も、理事たちと特別ミーティングを行っています。そのような事実がありながら、「無断で理事会に欠席した」として、本部の承認をとることなく理事会から追放したことはWCHの理念であるBetterWay憲章に決定的に違反していました。
以上の事案からWCHジャパン代表理事としての責務を果たしていなかったのは柳澤氏の方であり、役割を勘違いしていた彼の言動など、WCH本部の哲学に反していた点が多くありました。
更に、7月にWCH本部より視察があり看過できない重大な違反行為が判明し、直に話し合いの機会が設けられましたが、柳澤氏およびその他の理事たちは自らの行いを省みることができず、勧告に対して是正処置がなされることが無かった故にWCHジャパンは契約解除となりました。
解約文書では、会員名簿と寄附金からなる運営費用の返還をWCH本部より要請されています。そしてテス・ローリー博士から新たに日本WCHの法人組織を立ち上げるよう私が任命されたのが一連の経緯です。
とりわけ、柳澤氏には契約違反の結果としてWCH本部とのフランチャイズ契約が解約され、寄付金と会員名簿の返還請求がされた事実があり、団体名を変更し別団体になったのにも関わらず、未だに自分達のものとして保有し、皆様からの信頼を裏切る行為を続けていることにおいても厳重に抗議します。
日本人への信頼を失墜させ、国際社会において大いなる損失を与えたこと、WCHのこの先の活動の大きな汚点となった今回の出来事を大変残念に思っております。
そして日本WCH(一般社団法人Japan WCH Coalition)の設立イベントが間近に迫っておりますが、今だWCHジャパンの会員名簿の返還がなさないため、1万人のフォロワーがいたXアカウントでの告知も出来ない事態ですので、大変困っております。どうか皆様にはイベント告知にもご協力をいただきたく、新体制へのご理解とご支援を賜りますよう切にお願い申し上げます。
一般社団法人Japan WCH Coalition
日本WCH代表/WCHアジア理事
上條泉